Mana Beentjes
Lesson4
これらの思いには何の意味もありません。これらの思いは私がこの部屋で(この通りで、この窓から、この場所で)見ているものと同じようなものです。
【 】についてのこの思いには何の意味もありません。 それは、私がこの部屋で(あるいは、そのほかの場所において)見ているものと同じようなものです。 A Course in Miracles -part1
佐川奈津子
『自分の思いを眺める訓練』のスタート、
進めていくと、思いには、良いと悪いが入り混じっているということがわかってくる。
奈津子さんがとても優しくユーモアたっぷりに解説してくれます。
私の中にある「思いのくっついた◯◯」がいくつも浮かび上がってきます。
私の肩には「時折痛む」という思いがくっついている、
痛くない時も確かにあるのに。
私は家族に「離れたくない人達」という思いなどをくっつけている、 たとえもう会えなくなったとしても、
思い出や絆が消えてなくなるわけではないのに。
以前の私は、
旦那さんには「守ってもらいたい人」、
母には「認めてもらいたい人」、
などの思いをくっつけていました。
それらの思いは、間違っているわけでもなく、持っていてはいけないということでもなく。
ただ、◯◯に思いがくっついている。
でも、くっついた思いを一旦取り下げてみると、
◯◯に対する「私の本当の思い」が見えてきます。
そして、それはもう「思い」ですらないのかもしれません。
愛は思いが寝静まった頃に目を醒ます。
思いと愛は、
太陽と月のような関係なのかもしれません。
確かに同時に存在しているのに、
両者が目を合わせるのは限られた時間だけですから。
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